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税務調査のポイント

前回の話と関連しますが、税務調査って、じゃあ実際は、なにを調べるの?ってお話です。

 

あくまで私の経験則となります。

まずは、世間話しや事業の内容、仕入先、得意先など、その会社の置かれた環境について聞かれます。まぁ、経営者や経理担当者の受け答えへの対応で、人間性についても見ているのかと思います。調査官への印象って、結構大事な気がしますよ。相手も人間です。逆の立場で、邪険にされれば嫌な気分になりますしね。

 

 基本的に調査期間は、過去3年間になります。問題あれば、それ以上に遡るかも知れませんが。。

 

調査期間は、通常2日なので、はっきり言って時間に余裕はありません。企業活動の3年間分の資料を隅から隅まで見れるはずがありません。ですので、税務署の調査官もポイントを絞る必要がありますよね。

 

そこで、 一番のポイントとなるのは、決算処理がちゃんとなされているかでしょう。売上・仕入・その他費用の計上が期ズレしていないか、結構細かい処理になるので間違い易いです。特に、会社によって締日が、月末とか20日とか違いますからね。クレジットカードの経費処理もしかり。

 

在庫金額も気になりますよね。月の売上額から乖離した数字って変ですもんね。在庫を少なく見せて利益を減らしたり、不良在庫を抱えていたり、在庫を過剰にすることで無理やり利益を出しているなど、経営に問題がある場合もあります。。

 

消費税の処理も重点的に見られます。車を下取りに出して新車に買い換えたとか、輸出入などしている業種だと、かなり調べられます。

 

上記の3点は、どの業種でも重点的に調べられるはずです。

逆に、小口の経費なんてのは、額も小さいのでノータッチなこともあります。余程おかしな数字が無い限りは、調べても時間の無駄で、他を見た方が良いですからね。

 

その他は、業種によってポイントが変わってくるでしょう。現金取引が多い業種は、事前連絡なく、突然調査が入ったりすることもあるかも知れませんし、反面調査によって決定的な何かを掴んでいて、調査にくるかも知れません。

 

その時の会社の状況または調査官によって、調査の仕方は様々でしょうが、普通に対応していれば、全く問題ないです。結局は、経費を水増ししたり、売上の計上を漏らしたり、小賢しいことはするなってことです。グレーな節税?脱税?をするより、堂々と納税して、堂々と胸張って企業活動した方がいいんではないでしょうか。